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過去問題には是非書き込みを [試験勉強]

テキストを読み終わった後、私は「過去問宅建塾」シリーズ3冊をやっていきました。
毎回書きますが、1回目はとてもきついです。知らないことだらけなので当たり前です。2回目から楽になってきますから、どうかあきらめないでください。本当です。

1回目をやっているとき、いろいろ疑問に思うことがあると思います。たとえばちょっとした用語。地上権、地役権・・・など馴染みがなかったり覚えていないことばが出て来ます。

その時にはめんどくさいなあと思っても、その場で調べてその問題集の余白に書き込んでおいてください。色がついていた方が見やすいです。

この手間を惜しむと、「わからないなあ」という無意識のよくない感情がそのまま残ってしまうので、なかなか理解と記憶が進みません。問題をやりながら記憶を定着させているので、できるだけ疑問は残さないことが大切です。

書き込む場合は、どうしても書き間違いをしますから、パイロットのフリクションボールペンを使うと消せるのでよいです。色は赤青黒があれば間に合うと思います。

勉強をしていて思いますが、だいたい同じところで疑問に思うことが出て来ます。覚えきるまでは、いつも同じ箇所で引っかかるものです。そのたびに同じ書き込みを見ると、自分の弱点が分かってきます。




スケジュール管理はどうしていますか? [やっておきたい]

宅建試験は、私の経験した感じでは、法律にいままでふれたことがない人でも1回で合格できます。
ただし、テキストを読む→過去問題をやる→間違えた問題についてテキストを読み直すということを繰り返さなければなりません。

過去問題を6回繰り返して、10年分の過去問題についてほぼ間違わなくなっても、試験の結果は36点でした。本番は間違えるものだと思ってください。

テキストを読む→過去問題→間違えた問題についてテキストを読み直すという繰り返しは、確実にやっていく必要があります。そのためには毎日どこまでやったかということをすぐに見られるようにした方がよいです。

私はスマホをいまだに使っていません。老眼なので小さい文字を読むのが嫌いなのです。
それで、PCで使っているメールソフトthunderbirdにいれたアドオンカレンダーlightning3.3.3でスケジュール管理をしました。今どきは、スマホでもPCでもいろいろなカレンダーがあります。お好きなのを使ったらよいと思います。

カレンダーには、まず、何時から始めて何時までやったか時間を記録します。表題にはたとえば「254/500らくらく宅建塾」と入れます。こうすると表題を見るだけで500ページあるテキストの254ページまで行ったと一目で分かります。テキスト、問題集ごとにマス目を色分けした方が見やすいです。

カレンダーのよいところは、月単位、週単位で切り替えて見られるので、勉強した日と勉強していない日がはっきり分かります。そして1冊の本が実質何日で終わったかも一目で分かります。

ちなみに、問題集をやっていくのは、1周目はかなりくたびれると思います。予定していたスケジュールより大幅に遅れるかもしれません。しかし、毎日勉強しているなら気にしないでください。

2周目からはスピードが上がり、3周目になるとはっきりそれまでとの違いが自分で分かるようになると思います。それ以降は、どんどんスピードが上がります。覚えていることが多くなるからです。

こんな感じで勉強が進められれば、たとえ試験前の9月末の時点でまだ間違いが多くても、10月の試験日までグングン詰めて行けます。

問題をやりながらテキストを読む [やっておきたい]

テキストを1回読んだ後は、すぐに単元ごとにまとまった過去問を始めます。

テキストは知識の整理のための本で、問題は単純な知識の確認というよりは受験者を迷わすようにできています。最初はこんなの分かるわけないじゃないかと、ほとんど正解できないかもしれません。しかし、気にしないでください。みんな同じです。

大切なのは、問題を解いた後に、解説を読み、4択のそれぞれについて理解ができるかどうかです。
正解だけが重要なのではありません。それ以外の3つの選択肢もなぜ正解でないのか分かるかどうかが重要です。

そのためには、解説を読み、その後、テキストでその単元を読み返すことです。漫然とテキストを読んだ時に比べて、問題を解きながらテキストを読んだ方が、ずっと注意深く読むようになっているはずです。

ある単元を読み返す時には、できるだけ広く読むことを心がけてください。
その問題に関係があるところだけでなく、それ以外のところも読む。これを習慣化できると、余裕が持ててよいと思います。

私は、試験が近づくにつれて、「過去問題にすべてが揃っている」という考えにとらわれ過ぎて、過去問に関して選択肢も含めて完全に理解しようとしていましたが、今はもう少しテキストを読み返すようにすればよかったと思っています。

「過去問題にすべてが揃っている」という考えは、今でも決して間違っているわけではないと思いますが、難化している現在の問題傾向では、合格点ぎりぎりの勉強法になります。もう少し、余裕を持ちたい。そう思います。

テキストを1回読んだらすぐに問題をやろう [試験勉強]

私がテキストにしたらくらく宅建塾は、500ページあります。分厚いですが、字は大きく思ったよりも早く読み進めていけます。

私は本が好きで本を読むことが苦になりません。しかし、本を読む習慣のない人にとっては、500ページくらいの本を前にすると、嫌になってしまうかもしれません。本自体も重いですから、通勤鞄にいれると余分な重さになります。

もし、本を2冊買う気があったら、1冊を単元ごとに切ってしまって、分割して持ち歩くという手があります。また、それぞれが薄くなるので、読み終わるまでの時間が短くなります。

しかし、大切なことは、テキストはガマンして1回は読み通すことです。これはできるだけ時間をかけない方がよいです。

そして、1回目を読み終わったら、すぐに過去問を始めること。過去問をやっていくことの方が重要です。テキストを完璧に覚えてからなど欲を出さなくてよいです。過去問をやりながらのテキストは読み返すようになります。

テキストは早く1回読んで、すぐに過去問というのがよい方法です。過去問といっても、単元ごとに分類された過去問ですよ。試験本番の10年分は、10月に入って毎日1回ずつやっていけばよいのです。くれぐれもテキストを読むことに時間をかけすぎないようにしてください。




分からない時はネットで検索 [試験勉強]

一人で勉強していると、当然、分からないところが出て来ます。しかし、誰にも聞けません。ああ、こんな時に先生がいたらなあと思うことは何度もありました。

こんな時はどうしますか?まずは使っているテキストの索引を見て、見当をつけて読み返してみる。用語などで満足できる説明が得られなかったら、ネットで検索します。
法律用語は、たいていヒットしてすぐに分かります。

さらに、過去問をやっていて、過去問の解説が理解できない、もしくはもっと詳細が知りたい場合はどうしますか?そんなことが何回かありました。

そんなときは、過去問のかなりの長さをコピペしてグーグルで検索します。すると、その問題についての解説がかなりの確率で出て来ます。何通りも出てくる場合も多かったです。みんな同じようなことで困っているんだなと分かって、少し安心します。

私は結局自分では質問しませんでしたが、Yahoo!知恵袋やOK-WAVEに宅建の試験問題についてあれこれ質問が上がっていました。

今は本当によい時代ですね。


テキストをPDFにして編集する [こんなのがあればよかった]

試験が終わってみると、いろんなことを考えます。

私は本だけを使って受験しました。前にも書いたように試験対策ノートを作りませんでした。
ノートを作るメリットは、自分で書き写すことで記憶に残りやすいというのが一番大きいことですが、他にもあります。

覚えたことと覚えていないことを分けられるのです。
覚えたことはノート(ファイルですね)から抜いて、覚えていないことだけを繰り返し読むことができるようになります。記憶するには見る(読む)回数が重要だということに疑問を持つ人はいないでしょう。覚えていないところだけを繰り返し見ることができたらよかったなと思います。

私はノートも作らなかったし、本を2冊用意して、1冊は切り離して使ったり、本をスキャンすることもしませんでした。

もちろん、最初の1回目はテキストをきちんと読む必要があります。分かっても分からなくても丁寧に読むことで何となくこんなことが必要とされている知識なんだなということが分かります。

前にも書きましたが、2014年の本番の試験では、過去問になかったところが出題されました。過去問対策は最重要で一番必要なことですが、それ以外の部分にもなるべく目を通しておいた方がよいです。問題集をやりながらも、テキストを別に通読しておくことが必要だと思います。私はこれが足りなかったです。

何でもそうですが、1冊の本を何度も読んでいけば、読むために必要な時間はどんどん減っていきます。

PDF編集ソフトを使うと、たとえば1冊のテキストをスキャンして、連続したページから任意のページを削除できるのです。自分が覚えていないところだけの1冊を今は簡単に作ることができます。もちろん自分用ということですよ。PDF編集ソフトは、フリーソフトでよいものがあります。

最初はすべてが知らないことだった試験範囲も、慣れてくるとこんな方法で、記憶を定着することができるようになります。そして回数が進むごとにページ数が減っていくので達成感も得られます。

もっとも、こういうのはPCで見るというよりは、iPadやiPhoneみたいなもので見た方がきっとよいのでしょうね。電車の中、眠る前のちょっとした時間を活用できます。

タグ:宅建 2014

本を読むのは苦にならないです [私について]

私は本を読むのがとても好きです。
今は老眼がひどくて、面白い本を買ってきてもせいぜい1冊読むのがやっとです。しかし、若い頃、30歳くらいの時は、会社帰りに本屋に寄って、1冊立ち読みして帰って来るのも平気でした。休日に予定がないときは、3冊読むときもありました。

こんなことを書いているのは、自慢するためではなくて、本を読む習慣がない人もいるのだということを思い出したからです。会社の後輩にも本好きも本好きでない人もいます。何となくですが、今は若い人はそんなに本を読まない印象があります。

本を継続的に読むには独特の集中力みたいなものが必要です。本の中に没入するような感じでしょうか。それが持てると長く読むことができます。これはもう訓練というか習慣みたいなものです。

本をあまり読まない方にもなにか試験対策でおすすめの方法があるような気がします。
考えてみます。

ノートは作りませんでした [試験勉強]

私は宅建受験用にノートは作りませんでした。
ノートを作るのは嫌いではないのですが、なにしろ時間がなかったというのがその理由です。
テキストにした「らくらく宅建塾」を1回読んだ後は、「過去問宅建塾」をやりながら、解答に指定されている「らくらく宅建塾」のページを読み返しました。わかりにくいところは、「過去問宅建塾」の解答が書かれている見開き右ページにペンで書き込んでいきました。

ただ、「らくらく宅建塾」を読み始めると、最初からなじみのない用語が次々でてきます。「成年被後見人」とテキストで読んでも今まで全く知らない言葉なので、それだけで気分が少しなえます。

こういうときは、手で書いた方が記憶に残ります。A4のコピー用紙を500枚買ってきて、クリップボードに少しずつはさんで、昔、英単語を覚えるときにやっていた要領で何度も書きました。コピー用紙は300円くらい。プラスティック製のクリップボードも同じくらいで買えます。500枚の裏表を使うとかなり書けますよ。

今は仕事でもペンで書くよりキーボードを使う方が圧倒的に多いのですが、やはり書くことは重要です。読みにくい漢字は、声を出して読みながら書くとよいと思います。

試験が終わって、改めてノートを作るかどうか考えてみると、不要ではないかと思います。
わかりにくい時や集中力に欠けている時に書くことはかなり有効です。しかし、ノートを作るのは膨大な時間がかかります。それよりもよい方法があると思います。


タグ:宅建2014

試験勉強の考え方 [試験勉強]

宅建の試験に合格するためには、前から言われていることですが、何よりも過去問を繰り返すのが近道だと思います。

私は、600題以上になりましたがほぼ10年分の過去問を繰り返し6回やってだいたい覚えることができました。本番では、思ったより間違えましたが何とか合格することができました。

2014年、過去問にない問題が出題されて参りましたが、しかし、出題する側に立って考えてみましょう。

あまり過去とかけ離れた問題を出題しても、受験生は正解できません。
皆が間違うといつも32点から34点くらいで推移している合格ラインが変わってしまいます。
2014年、合格点は32点で、合格者は33670人、合格率は17.5%、前年比5200人増加だったそうです。
合格点を33点にしたら、合格者が想定人数よりも少なかったので、1点下げたということなのだろうと思います。

あまり馴染みのない問題を出すと、合格点が下がっていって合格者数が増えていくので、出題する側としてもちょうどよいさじ加減を考えるのではないかと思います。これから毎年必ず馴染みのない問題は出ると考えて間違いないと思いますが、わずか数問です。

それなら、その問題を後回しにして適当にマークしたとしても、過去問の範囲はきちんと正解できるようにしていけば合格できるのではないかと思います。

基本は今までと変わりません。
10年分の過去問をすべて答えられるように繰り返すという、これまでの対策法は有効だと思います。

宅建私の試験勉強 [試験勉強]

私が、宅建の試験勉強を始めたのは、8月1日。試験本番は、10月19日でしたから、使える日数は、79日。このときは、250時間で合格するという話を真に受けていたのです。のんきなものでした。

8月1日から、8月31日までは、「らくらく宅建塾」をひたすら読んでいました。ちょっとした確認問題もありましたから読みながら考えました。ノートも暗記カードも特に作っていません。ただ、法律用語は、馴染みがないので、わかりにくい用語は、紙に何度か書き出していました。

9月2日までかかって1冊読み終わり、その時に合わせて買ってきた「過去問宅建塾[壱] 権利関係」をやってみました。全然できませんでした。このまま漫然と試験勉強をやっていても合格できないということが分かりました。ああこれは別な作業が必要なんだなと思いました。ためしにネットで調べた前年の試験問題をやってみましたが、全然歯が立たないので途中でやめてしまいました。

それで、これは過去問を繰り返すことが必要なんだなということが分かりました。では、最初から過去問をやり始めたらどうなんだと思われるかもしれませんが、自分の中に、民法も宅建法も何も知識が入っていない状態で始めるとすべてが覚えなければいけないことになりますから、かなり大変です。多分、すぐに飽きて嫌になってしまうと思います。

その後は、「過去問宅建塾[壱] 権利関係」「過去問宅建塾[弐] 宅建業法」「過去問宅建塾[参] 法令上の制限・その他」をそれぞれ1週間でやり、9月の4週目(22日)からは「過去問宅建塾[壱] 権利関係」の2回目に入りました。

このときは、会社を退職していたので、時間が自由に使えましたから、朝から晩まで毎日9時間から10時間はやっていたと思います。土日も関係ないですから、1ヶ月で300時間はやったことになります。

過去問をやるときには、問題を読んで正解が分かればよいですが、分からなければ解答を読んで理解してから次に行きます。一字一句覚える必要はありません。暗記をするのではなく、理由が理解できていればよいのです。もちろん、暗記が必要な問題もありますが、それはやっていれば分かるようになります。

問題集は、1回目よりも2回目、3回目と回を重ねるごとにスピードが上がります。私が使った「過去問宅建塾[壱] 権利関係」「過去問宅建塾[弐] 宅建業法」「過去問宅建塾[参] 法令上の制限・その他」は、重複する問題が結構あり、過去問の焼き直しで出題されているのだなということが分かってきます。

10月1日からは、毎日「パーフェクト宅建過去問10年間」を朝一番に1年分、時間制限2時間でやりました。これは18日まで続けました。最初の1回目こそ緊張したのか2時間いっぱい使いましたが、すぐに感覚が慣れて、1時間もあれば解答できるようになります。分かる問題ばかりになれば、40分~45分もあれば十分だと思えるようになります。

過去問を1年分模擬試験気分でやった後は、過去問宅建塾をずっと繰り返していました。最初は1冊1週間かかりましたが、2日で1冊終わるようになります。特に宅建法は覚えやすい感じがしますね。
10月も1日10時間程度やっていました。試験勉強に使った時間は、トータルで600時間くらいではないかと思います。

試験前には、過去問を1年分やって、統計問題以外はまず間違わないようになりました。
過去問の焼き直しだったら大丈夫だなと思っていました。

それで、試験を受けましたが、自己採点で36点。何とかセーフというのが正直なところです。
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